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2011年3月26日

【てなもんやサウンド笠 2011年3月26日放送分】

『玉木宏樹の純正律・ミネラル・サウンド〈響〉』/玉木宏樹 他
(キング KICS-2345)

オンエア曲:
「大地の響き」/田代耕一郎(カンテレ)
「湖の響き」/田代耕一郎(カンテレ)

※解説
玉木宏樹は1943年生まれの作曲家・ヴァイオリン奏者。
「アニマル1」「怪奇大作戦」「大江戸捜査網」等の劇伴を
手掛けたことで広く知られている彼であるが、作曲法に
純正率を取り入れた人物という点においても有名である。
この純正率というのは調律法、すなわち音階の定め方の
ひとつであり、音響物理学上の自然な倍音に基づいている。
これは、いわゆる平均律(ピアノ等の調律法。1オクターブを
数学的に平均して12音階を定める)と比較した場合、
見事なまでの完璧な和音が得られるというメリットがある。
そして、この純正率の響きに対する玉木宏樹氏のこだわりが
結実したのが、今回ご紹介したCDだということが言える。
心地よく響き合う純正率の和音を聴かせるため、カンテレ
というフィンランドの民族楽器がここでは採用されている。
ツィターの仲間であるカンテレは、非常に長い残響音が特徴。
あらゆる民族音楽に造詣の深いギタリスト田代耕一郎氏による
カンテレの演奏は、全くうねりのない、どこまでも純粋な音色だ。
最後に、本盤はそもそも1999年にインディーレーベルから発表
された「響きの郷へ」というアルバムを再編集したものである。

20110326t.jpg
玉木宏樹の純正律・ミネラル・サウンド〈響〉

投稿者 まさい : 2011年3月26日 17:20


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